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恩田陸ジャンル別おすすめ小説ランキング【あらすじをちょっと】

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『恩田陸の本を読んでみたいんだけど、どれがおすすめ?』

bunkobon

 

北川景子さんが主演したテレビドラマ、そして映画化されたSF学園ファンタジー「悪夢ちゃん」。

人気がありましたね~

この作品の原作者として恩田陸さんを知った方も多いかも?

 

え?今知りましたか^^

悪夢ちゃんの原案は「夢違」という作品です。

SF?学園?ファンタジー? どれなんだ!

 

という気もしますが、これで合ってます。

なぜなら恩田陸さんの作品は、ジャンルの枠にとらわれていません。

SF、ミステリー、学園もの、ファンタジー、推理小説などなど。

自ら多作をうたっている通り、色んな分野にチャレンジしてるんですね。

 

ジャンルが多すぎて、どの文庫本から読んだらいいか分からない~

という方のために、恩田陸の作品おすすめをランキングで紹介したいと思います。

 

選ぶ方も迷うので。。

SF作品
ミステリー作品
ホラー・ファンタジー作品

から一つづつあげてみました。

 

 

no3

光の帝国

光の帝国

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SF作品

特殊能力を持った、「常野」の人たちの日常を描いた短編集。

くくりはSF作品ですが、優しく泣ける癒し系の本です。

老若男女問わず楽しむことができます。

 

一番最初の話、「大きな引き出し」

短い話ですが、かなり泣けます。

 

この話で引きこまれた後は、どんどん深みにはまっていきます。

 

特殊能力を持っているといっても、常野の人たちの感性や感覚は一般人と変わりません。

むしろ、一般の人に溶け込むためか、疎外感を感じているからか普通よりも感性が鋭いようにも感じられます。

最初の3話までは、特殊な能力を持っている人が、その能力をちょっとだけ活かした人情味溢れる話が続きます。

 

表題作「光の帝国」ぐらいから、特殊能力を持つがゆえの苦悩が描かれていきます。

 

戦時中に特殊能力を利用しようと、常野の人たちを連れて行こうとする日本兵との戦い。

自分たちを「異物」だと認識し、無意識のうちに攻撃してくる一般人の人たち。

 

そんな生活の中でも、一般人に攻撃し返すこともなく、優しく、温かみのある生活を愛する常野の人たちが描かれていきます。

短編集の中で一度出てきた人物が成長して違う短編に出てきたり、「ツル先生」という言葉が作中に何度も出てきたりするのもまた魅力です。

 

no2

三月は深き紅の淵を

三月は深き紅の淵を

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ミステリー作品

 

「三月は深き紅の淵を」というの小説を中心に描かれた4部作。

構成がなかなか良いです。

 

この本に出てくる「三月は深き紅の淵を」という小説は、作者名がなく、自費出版で出された本という設定です。

 

限定で配られ、読む期間も限定されて、期間が過ぎると回収されました。

なので、読んだことがある人が少ない幻の作品として描かれています。

 

完成された筆致ではなく、しかし読んだ人を虜にして離さない4部構成の小説。

この小説を書いたのは一体誰なのか?

その謎を知りたくて、次々とページが進みます。

 

このように「どういうことだろう?」「一体どうなっていくのだろう?」

と読者にわくわく感を与える話を提起するのがすごくうまいなと思います。

 

この小説の主人公は1から4部で違います。

1部は「三月は深き紅の淵を」の作者を推理しようと奮闘する男性の話。
2部は「三月は深き紅の淵を」の作者を推理し、会いに行こうとする女性2人の話。
3部は「三月は深き紅の淵を」という本を書こうと思っていた、女子高生の話。

そして4部は...おそらく、恩田陸が書いたプロットの一部というところでしょうか。

 

小説「三月は深き紅の淵を」ができるまでの話。

この構成が、なかなかニクイのです。

 

 

それでは、恩田陸さんのおすすめ作品ランキング第一位の発表です。

 

恩田陸さんが世間に知られるようになったきっかけの作品なので

はずせないですね~

 

no1

六番目の小夜子

六番目の小夜子 (新潮文庫)
六番目の小夜子 (新潮文庫)

 

ホラー・ファンタジー作品

 

言わずと知れた、恩田陸のデビュー作。

 

高校3年生の1年間の物語です。

とある地方の公立の進学校に、津村小夜子という女の子が転校してくるところから話は始まります。

 

黒髪でミステリアスで、美しくて、秀才で、どこかつかみどころのない小夜子。

皆に一目置かれる人気者になります。

 

しかし、この学校には「サヨコ」にまつわる伝説があったのです。

各学年から1人、サヨコは誰かの力によって選ばれ、新学期の日に花を飾ったり、

学祭で出し物をしなくてはならないという水面下で代々伝わる掟。

失敗すれば...その学年の大学合格率が低くなるとか。

 

しかし、小夜子が転校してきたので、この学年には選ばれたサヨコと小夜子。

サヨコが2人いることになってしまいます。

そのせいなのか、学校生活においては奇妙なことが多発します。

 

事件のたびに意味深な行動や表情をすることが多い小夜子に、興味と不気味さを感じた頭脳明晰な少年、秋はその正体を探ろうとします。

 

小夜子はサヨコなのか?

転校してきた小夜子の目的は何なのか?

そしてこの学校に代々伝わるサヨコとは一体何なのか?

サヨコとは誰の力で選ばれているのか?

 

学園ものとしても、ミステリーとしても、またホラーとしても楽しめる一作です。

 

この作品も2000年にドラマ化されました。

小夜子を演じたのは栗山千明さん。

黒髪でミステリアスで、美しくて、秀才で、どこかつかみどころのない小夜子。

ハマり過ぎて怖かったです^^;

 

 

さて、恩田陸さんの3作品を紹介してみました。

全ての作品でジャンルが異なるので、ランキングにする必要もない気が・・

 

とにかく、色々な分野で作品を生み出している恩田陸さん。

まずは、あなたの好きなジャンルから入ってみるのもいいですね。

 

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