マイナンバー 開始はいつから?メリットは?要点だけを簡単解説
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ニュースで「マイナンバー」という言葉は聞いたことがありますよね?
自分だけの番号だという事は、なんとな分かるけど・・
で、いったいなに?
という方に、要点だけを簡単に解説します。
もっと知りたくなったら、他の詳しいサイトを見てくださいね。
マイナンバーとは
国民一人一人の番号です。
12桁の番号が割り振られます。
これを「マイナンバー」と言います。
この番号は、一度貰ったら一生使用するものです。
何が目的なの?
今までバラバラに管理されていた個人情報を、一括管理するためです。
一括管理と言っても、今まで役所や健康保険組合、年金機構などが
それぞれ保持している個人情報が一つにまとめられるという意味ではありません。
一括管理とは、情報の連携という意味合いと思ってください。
メリットはあるの?
保障、お金の透明性
個人の所得や、役所から受け取っている手当などを把握しやすくなります。
これにより、
税金の徴収漏れなどの「負担を不当に免れること」や
生活保護の不正受給などの「給付を不正に受け取ること」を防止することができます。
ナマポ不正受給などがありましたしね。
利便性
「各種手当や、**届」といった役所手続きや、税務署の確定申告手続き
保険会社、金融機関、医療などなど
各手続きが、マイナンバーの提示で済みます。
つまり、申請書類の提出が不要になるという事。
あの時は住民票が、この時は印鑑証明が、そっちでは課税証明書が・・
がなくなります。
役所でも↑の対応がなくなるので、管理業務が減ってコスト削減ができます。
「個人番号カード」は、顔写真付きなので、身分証明書にもなります。
「マイナンバー」と「個人番号カード」な別物なので間違えないように。
(説明は、後述します)
利便性は他にもあります。(予定)
インターネットで、あなたの年金や納税額の確認ができます。
住所変更などの各種申請手続きができるようになります。
いちいち、役所に行く手間が省けるという事です。
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デメリットはあるの?
お金がかかる
初期導入費用2700億円、年間維持費が300億円かかると思われます。
もちろん税金ですよね。
セキュリティ
マイナンバーを使用した「なりすまし」など、セキュリティの問題があるかもしれません。
もちろん国としては対策を取るでしょうが。
資産がばれる
貯金額の管理が、これに追加された場合は、個人の資産額が筒抜けになります。
個人の資産の元本を把握するためにも使われそうです。
「マイナンバー」と「個人番号カード」
「マイナンバー」は、12桁の番号です。
「個人番号カード」は、顔写真、住所、氏名、生年月日、マイナンバー等が記載されたカードです。
簡単に言うと、運転免許証みたいな形式のカードですかね。
そして、「個人番号カード」は希望して申請した人に発行されます。
申請しなければもらえません。
ちょっとした疑問
赤ちゃんでもマイナンバーはある?
住民票がある人が対象なので、年齢に関係ありません。
希望するナンバーはもらえる?
無理! 変更も無理!
ただし、マイナンバーが漏えいして不正に使用されるおそれがある場合は、この限りではありません。
個人番号カードは身分証明にはなる?
写真付きですし、身分証明になります。
ただし、マイナンバーが記載されているので、レンタルショップなどには出さないで。
個人番号カードに有効期限はある?
あります。
20歳以上の人は10回目の誕生日まで。
20歳未満の人は、5回目の誕生日までが有効期限です。
なぜかって?未成年の場合、カードの写真と容姿が変わるでしょう?
いつから開始するの?
スケジュールは、こうなっています。
2015年10月~
あなたの住所に「マイナンバー」が郵送されます。
2016年1月~
社会保障や税金、防災の分野でマイナンバーの使用が開始されます。
(希望申請していれば)個人番号カードが交付されます。
2017年1月~
情報提供ネットワークシステムを通して情報の照会や提供が開始されます。
また、自分の情報を確認できるサービス「マイ・ポータル」が開始されます。
マイナンバーと同じような制度は、
アメリカ、スウェーデン、フランス、オーストリア、ドイツ、デンマーク、韓国
などで導入されていることから、何らかメリットはあると言われています。
が・・
これから日本はどうしていくのか、自分の目でしっかりと見ていきましょう。
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