メッツアレックストーレスがマリオ帽を被る理由納得
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イチロー選手がホームランを打って「泣きそうやね」と
そのかたわら
打たれたメッツのアレックストーレス選手の帽子が話題になっています。
あのモコモコした帽子の意味は?
アレクサンダー・ヘスス・トーレス・マトス(Alexander Jesus Torres Matos)
アレックストーリス
国籍 ベネズエラ
生年月日 1987年12月8日(27歳)
出身地 カラボボ州バレンシア
身長 177.8 c
体重 79.4 kg
移籍の履歴は
エンゼルス⇒レイズ⇒パドレス⇒メッツ
左投左打。小柄な体格ながら、90マイル台前半で動きのある速球と、
変化の鋭いカーブ、チェンジアップを駆使して高い奪三振率を誇る。
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アレックストーレスのマリオ帽子
モコモコの原因。これは緩衝材が入っているからなんですね。
2012年に、当時はアスレチックスに在籍していた
ブランドン・マッカーシー投手がピッチャーライナーを受けて
頭部骨折、脳挫傷を負うといった事故が起きました。
18mそこそこの距離で、鋭いライナーが来たら、まず避けることなんて不可能ですからね。
しかも投げ終わった後の、無防備な体制ならなおさら。
そこで、MLBは2014年シーズンから緩衝材が入った帽子を着用してもいいよ。
というお達しを出しました。
もちろん、ライナー性の打球から投手の頭部を保護するために。
これをメジャーで初めて着用したのがトーレスなので、話題になりました。
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トーレスがパッド付き帽子をかぶる理由
それは、打球が投手に当たった時のダメージの激しさを、目の当たりにしたからなんです。
レイズのアレックス・コッブがライナーを頭に受けた時を見ていました。
その後に、コッブに代わって登板したので、恐ろしさも覚えているのでしょう。
コッブ選手は、右耳付近に打球を受けて、脳しんとうを起こし、2か月欠場しました。
「あれは、本当に強烈な印象だった。彼の頭に当たった音が、ブルペンまで聞こえてきたんだ。
最悪だった。動揺したよ。"何てことだ! 神様、彼を救ってください!" って」
こんなことがあったからなんですね。
パッド付き帽子が流行らない理由
被れば安全なのに普及しませんね。
答えは2つあります。
一つは想像がつく通り
「かっこわるい!」
から。
確かにマリオの帽子か。ハロウィンか。
この帽子の開発に協力してきた、当事者のマッカーシー投手も被らないことを宣言しているようです。
そして、重い事。
通常のキャップは100gほどですが、これは300gあります。
これだけしっかりしたパッドを入れたらそうでしょうね。
「頭部保護の緩衝材」の機能を満たすには、これくらしないと効果はないでしょうし。
慣れるまでは、頭の上にいつもと違う違和感でバランスを崩してしまう。
といった声がでるのは分かりますよね。
特に、結果を出し続けなければならないプロにとっては。
そのためには、ジュニア時代から推奨して慣れていった方がいいのではないですかね。
特に、子供たちの頭の保護のためにも。
どちらを取るかは、それぞれの問題ですが・・
あなたならどうしますか?
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