斉藤斎藤 不思議な世界観の短歌 知ってる人は知っている歌人
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「短歌」といえば
ふるさとの なまりなつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きに行く
石川啄木
石がけに 子ども七人こしかけて ふぐをつりおり 夕焼け小焼け
北原白秋
こんな感じですよね?
もしくは、俵万智さんの「サラダ記念日」
「天才」と呼ばれる歌人の斉藤斎藤さんが話題になっているので調べてみました。
斉藤斎藤。「斉」と「斎」で変えているんですね。さいとうさいとう。
本人曰く、本名だというので、きっとそうなんでしょう。
まずは、斉藤斎藤さんの歌から
・雨の県道あるいてゆけばなんでしょうぶちまけられてこれはのり弁
(出展NHK短歌)
日常的に見える風景に、「何か」入れてくる作風のようですね。
読む人によっては、色々な風に受け取れるというか・・
むずかしいですね~。どう感じてよいのかよくわからない笑
どうでしょう?あなたにはわかりますか?
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斉藤斎藤 経歴
1972年東京都江戸川区生まれで、現在43歳。
ご両親は教育熱心だったようで、斉藤斎藤さんもそれに応えました。
一浪して早稲田大学へ。
卒業して就職せずに、5年の間フリーターをしていたそうです。
お父さんは早く企業に就職してほしかったようです。親としてはそうでしょうね。
図書館で偶然手に取った「短歌パラダイス」(岩波新書・小林恭二)にひかれ歌の道へ。
その後は、2003年に「ちから、ちから」で、第2回歌葉(うたのは)新人賞を受賞。
わずか、1、2年ほどで賞を獲るまでに。宿っていた才能があったのでしょう。
そして、2005年3月に歌集「渡辺のわたし」を出版。
東京芸術劇場で行われた品評会は大盛況とのことですので、短歌の世界では有名人だったようですね。
初めて知りましたが。。
「渡辺」というのは、1995年に他界したお母さんの旧姓のようです。
2013年からは、NHK短歌にも出演しています。
短歌と言えば、なんだかかしこまったイメージを、俵万智さんの「サラダ記念日」が払しょくしてくれました。
さらに、短歌を読んでみようかなと思わせてくれる斉藤斎藤さん。
「渡辺のわたし」を手に取ってみましょうか。
関連記事:中澤系 幻の歌集「uta0001.txt」解説は斉藤斎藤
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